実務者研修の資格取得は、スクール選びからスタートします。全国各地でスクールが運営されているので、どこに住んでいても授業が受けられます。通学のしやすさはもちろんですが、授業を行う時間帯(土日も開講しているか等)や振り替え授業が受けられるかなど、総合的にチェックして選ぶことが望ましいです。
実務者研修の資格を取得するためには、決められたカリュキュラムを受講しなければなりません。幸いなことに、全国各地に実務者研修が受けられるスクールが増えています。誰でもスクールに通うことができますが、受講料を予め用意しておく必要があります。受講料の目安がどれ位なのか気になるところです。スクールによって異なりますが、無資格から受講すると20万円位は必要です。
実務者研修には通学コースがあります。もし通学コースを選んだならば、講義で使う教材を準備しなければなりません。使用する教材はスクールから送られてくることが多いです。受講前に手引きが送られてくるので、その内容に従って必要なものを揃えるようにします。
実務者研修では、たん吸引や経管栄養などの医療的ケアを学びます。医療的ケアでは講義と演習の両方が行われます。そのため、教材とは別に演習に必要なものを用意しなければなりません。具体的には、エプロンや前開きのパジャマやタオルなどです。講義のときにアナウンスがあるので、それに従って準備すると良いでしょう。
通学コースの場合、丸1日講義をする日もあります。その場合、昼休みがあるので予め昼食を準備する必要があります。また、スクールによって時間割が定められています。中には1講義あたり90分と大学の授業並みに長いこともあります。集中力を切らさないように講義や演習を受けるようにしましょう。